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3月 勉強会<診療報酬改定>
歯科医師の田中です。
保険診療のお会計の元となっている診療報酬の仕組みは、2年に1回ルールの見直しが行われます。
今年はその改定の年で、4月から保険のルールが変わりました。
今回の改定は、2年前の改訂に引き続き、フレイルや予防などが重要視されている印象があります。
これらは【出来るだけ健康のまま人生を終えること】を目標にしています。
昨今の歯科診療は、歯を残すだけでは無く、機能的にしっかり歯が噛めるような健康的な口腔内の維持を目指すことを重要視しています。
「健康寿命を延ばす」という意味でも先に挙げたフレイル、特に歯科領域である口腔機能発達不全、口腔機能低下症の早期の診断や機能訓練はとても重要です。
人生の中での不健康な期間をできる限り短くすることが豊かな人生を送るカギになり、口腔内の健康はそれと密接に関わっていることがわかっています。
同じく、虫歯予防、歯周病予防も非常に重要で、歯の残存数でも健康寿命に差があるとの報告もあります。
この診療報酬改定は、世の流れに沿った改定だと思います。
しかしルールが2年おきという短いサイクルで変わるため、その度に院内の保険の診療体制のシステム変更も余儀なくされることも多いです。
患者様にスムーズな診療をご提供できるよう、大山歯科でも保険改体の内容を勉強会で取り上げ、スタッフ全員で知識を深めました。
新コロナウイルス感染対策も考慮し、勉強会の方法も工夫しながら、今後も予防も治療も最良のものをご提供できるよう、スタッフ一同精進してまいります。
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