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今年も銀座中学校学校保健講話
2015年02月27日
院長です。
毎年恒例の銀座中学校での講話を行いました。
今年で5回目となり、複数回出席されている保護者、そして教職員の方々も多くなってきましたので、今回は事前にリクエストのありました歯並びを中心にお話をさせていただきました。
前半は毎年行っている歯科健康診断の内容と結果の説明です。
むし歯の数が保護者の方々の中学生時代と比較して本当に少ないので、 大変驚かれていました。
これはとても良いことなのですが、歯周疾患に関してはこれからが重要な時期となりますので、むし歯がないからといって歯ブラシを軽んじると将来的に困ったことになりますので油断しないでくださいね!
後半は今日のメイン内容の歯並びの話です。
歯並びに関しては個性がありますので、この歯並びでないと絶対にダメ! ということはありませんが、歯並びのせいで歯磨きがしづらくてむし歯や歯周病になりやすかったり、咀嚼がうまくできない、見た目がとても気になるなど、悪い影響がある(将来的にありそうな)場合は歯列矯正をした方がよいことをお話ししました。
本当は乳歯列期の頃から注意してみていれば、多くの不正咬合は 回避できるので、ちょっとでも気になったら歯科医院でみてもらった方がよいでしょう。
3歳児健診が一つの目安となりますが、その後も定期的にチェックしていくことが重要です。
銀中では私たちが厳しく診るようにしますのでご安心ください!
最近ではあまり目立たない舌側矯正や、マウスピースを使用した方法もありますので、大人の方が社会生活をしながらスムーズに行うことができるようになってきました。
装置が見えると仕事にも差支えそうだし、いまさらもうあきらめてるよ・・・ という方も大丈夫です!
8020の達成者が増えてくる中で自分だけ置いて行かれないように、歯並びを良くして、安定したかみ合わせと、きれいに清掃しやすい環境にしておきましょう。
学校歯科健診は限られた環境で行っていることと、学校歯科特有のルールに従って行っているため限界もあり、必ず年に一回以上は歯科医院でしっかりとチェックをすることをお勧めしています。
これから出てくる親しらず に関しても将来的に危ない抜歯とならないように、歯根がまだできていない今からチェックすることも重要だと思っています。
レントゲン写真や、必要であればCT撮影も行って管理していけば万全でしょう。
中学生はとても多感で反抗期などもありながら高校受験等で、親としては大変な時期(うちにも二人中学生がいるのでよくわかります!)ですが、なんでもスポンジのように多くのことを吸収する人生の中でもとても大事な時期ですよね。
このような時期にお口の健康管理を任された身として、その責務をしっかり果たしていけるよう、来年にはよりよい健診ができるように一工夫したいと思っております。
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