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水銀の蓄積の話

2007年08月01日

おもてなしの街、銀座でロハスな歯科を目指す！

大山歯科クリニック　院長より

先日の日本抗加齢医学会総会でアマルガムと体内への水銀の蓄積に関する発表がありましたので簡単にご説明したいと思います。

水銀やアマルガムについては当ブログ　7月26日、27日分をご参照ください。

「歯科用アマルガム充填症例の毛髪検査による水銀濃度の検討」

鶴見大学歯学部と、ら・べるびぃ予防医学研究所の発表です。

実は当院も多くの方に毛髪を頂き、この研究に協力いたしました。その結果を報告いたします。

アマルガム充填から溶出する水銀は健康には問題ない、とされながらも水銀のような重金属は体内に経時的に蓄積されていく心配があります。この研究はアマルガム充填が施された患者さんから毛髪を頂き、その毛髪にどの程度の水銀が蓄積されているかを計測し、検討をしたものです。

 

結果としては、

アマルガム充填の本数が多いほど、毛髪への水銀の蓄積が多かった。

ということになり、アマルガムがやはり体内への水銀蓄積の原因となっているのではないかということが推測されます。

アマルガムにより、直接健康被害を被るわけではないかもしれませんが、やはりなるべく避けるものであるというのが私の考えです。

現在新たに充填されるアマルガムはまずないと思いますが、既にお口の中に入っているものは星の数のようにあります。

気にされる方はお口のチェックを是非お勧めします。

銀座の歯医者・歯科大山歯科クリニック

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