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久々の理工学実習 五日目
2007年09月05日
おもてなしの街、銀座でロハスな歯科を目指す!
大山歯科クリニック 院長より
今日は大学の夏休みもあけて、最初の理工学実習です。
実習も残すことろあとわずか、今日データをまとめて、プレゼンテーションを作成し、次回の発表が最終日です。
私が受け持っている、かご型の鋳造体による、鋳造精度を計測する班は、果たしてどのようにまとめてくるのでしょうか。楽しみです。
理工学実習の今までの流れは、どうぞカテゴリー ”理工学実習” からご覧ください。
かご型の鋳造体は、非常に鋳造が難しいのですが、あろうことか予備実験からパーフェクトを出した学生達。
このまま行くと思いきや、あとはさっぱり・・・
何がいけないのだろうか。
それを考えて、追加実験をしなければなりません。
金属がしっかりと入らない原因として考えられることを皆で話し合います。
鋳造圧、金属量、鋳型の温度、埋没材の通気性などなど。
しかし、不慣れな鋳造でしかも多くの金属を溶かしいれるために、時間がかかり、鋳型の温度が下がってしまい、それが原因で金属が細部にまで回る前に固まってきているのではないか? という仮説が出てきました。
よれでは今日はそれを検証です。
これが鋳型です。きょうは700度から室温近くまで下げてから、金属を流し込みます。
結果はいかに・・・
見事、金属は入りませんでした。
やはり、手際の悪さからくる鋳型温度の低下によるテクニカルエラーが原因だったようです。
結局、こんなに多くのかご型鋳造体を作製しました。
パーフェクトに入ったものもあれば、まったく入っていないものもあります。
繰り返し数が少なく、色々と実験系には不備がありましたが、このデータを元にまとめていくことになります。
これだけの金属が全て金だったらすごい(何百グラム使っているか)!
金色をしていますが、残念ながら実験用の銅合金です。
来週はそれぞれの班が、まとめたデータをパワーポイントでプレゼンテーションをします。
学生は大変ですが、後もう少しがんばりましょう。
来週が楽しみです。
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