こんにちは！歯科衛生士の茂木です。
だんだんと暖かくなり、過ごしやすい気候になってきましたね。季節の変わり目ですので、皆さま体調を崩されませんよう、お気をつけてお過ごしください。

さて3月の勉強会が行われました。
今回のテーマは、
・新しいメインテナンスの術式について
・3Dプリンターを用いたマウスピース作製について
の2つです。

当院では、4月1日より自費クリーニングの内容をリニューアルいたしました。これまでのクリーニングに加えて、新しい機材や薬剤を取り入れ、より予防効果の高い内容へと進化しております。

例えば、歯の研磨に使用するクリーニングペーストには、ステイン除去だけでなく、今まで以上に歯質強化や殺菌効果もある高機能なものを導入しました。また、むし歯リスクの高い部位には高濃度フッ素を塗布し、むし歯や歯周病の予防効果をさらに高められるメニューとなっております。

着色汚れが気になる方、歯ぐきが下がって歯の根が露出している方、深い歯周ポケットがある方には、自費クリーニングならではのケアが大変おすすめです。
今後も、患者様がより心地よく、リラックスした気持ちでクリーニングを受けていただけるよう、スタッフ一同で話し合いながら改善を重ねてまいります。

続いて、歯科衛生士の綱木さんより「3Dプリンターを用いたマウスピース作製」についての発表がありました。
当院では、矯正治療用のマウスピースが作製できる歯科用3Dプリンターを導入しております。院内でスキャンした口腔内のデータをもとに、精度の高い模型を作製できるため、よりフィット感のある装置を作ることが可能です。

また、従来のように型取りが不要で、口腔内をカメラでスキャンするだけで作製できるため、患者様のご負担も軽減されます。今回は、データの作成方法や3Dプリンターの基本的な操作について、みんなで確認を行いました。

まだまだ最大限に活用するには学びが必要ですが、今後は少しずつ症例数を増やし、より進化した治療を皆さまにご提供できるよう努力してまいります。