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第22回 日本歯科審美学会 学術大会

院長です。

第22回 日本歯科審美学会学術大会が開催されました。

今年は東大寺の隣にある奈良県新公会堂でした。

このような能楽堂での講演で、いつもと違った雰囲気となりとても新鮮でした。
審美学会では、いつも学術講演のみならず医療の分野以外での美に関するエキスパートをお呼びして講演いただきます。
今年は 奈良県在住で奈良の美しい画像を世界に届ける 映画作家 有限会社 組画 河瀬直美 さんによる 「美」という力 でした。
河瀬さんはカンヌ国際映画祭で カメラドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞、その後グランプリや「金の馬車賞」など数々の受賞もされた方です。
「美しき日本」 シリーズを上映していただいたのですが、奈良の素晴らしい情景を映し出すその映像は、自然の力、そして匂いや温度を感じさせるような五感に訴えるもので、 我々の仕事に通じるプロフェッショナルなものがありました。

美しき日本 http://nara.utsukushiki-nippon.jp/ 是非ご覧ください。

スクリーンの映像という二次元のものから広がる3次元、そしてそれ以上のものを生み出す力は それを作り出す人の心の強さではないかと感じました。いうなれば物に命を吹き込むクリエイターであり、このような能楽堂で、しかも平城京の奈良にいると、仏像を造る仏師を彷彿とさせずにはいられません。
仏師が木製の入れ歯を作っていたという話 は有名で私たち歯科医の大先輩ということですものね。
私たちも入れ歯に命を吹き込まなければなりませんね!
帰りには絶対に東大寺によっていこう! と思いきや、5時で閉館だそうで、それは叶いませんでした。

今度は時間をしっかり取ってお寺巡りをしたいものです。


東大寺南大門近くです。


かわいいシカちゃんが近付いてきました。
エサを持ってなくてごめんなさい!

銀座の歯医者・歯科大山歯科クリニック

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