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第557回 理工懇談会 MTMの話題

院長です

診療後、田中先生と理工懇談会でした。
今回は丸の内で開業されている、山本英之先生によるMTMのご講演でした。

さあ MTM とはなんでしょう?

これは歯を動かす歯列矯正の一種で、Minor Tooth Movement  の略です。
簡単にいえば 「少数歯をちょっとだけ動かす」 といった治療のことです。

一般に矯正というとワイヤーをお口の中全体に入れて少し物々しいイメージがあるかと思います。
このMTMは、一歯だけ内側に入っているものを外側に動かし良い位置にもってくる、また歯と歯の間にできた隙間を歯を少し動かしてうめるなど、その他様々な ”プチ矯正” のようなものです。
短期間でしかもあまり大きな装置を入れることは少ないので、患者さんもそんなに負担もかからないのでとても応用が広いものです。

歯の位置が悪いのにそのままむし歯の処置や、歯周病の処置をしても悪くなった原因が残されたままになり、処置後にまた同じように悪くなってしまう 可能性が高いので、MTMの応用はとても意義深いものです。

山本先生は、一般臨床家として矯正専門医とともに著書も出されており、わかりやすく明日の臨床から活かすことができる貴重な内容をご講演されました。
実は山本先生私の大学のラグビー部の 大先輩なのです。
学生時代からお世話になっている先生で すので、講演後ご挨拶に行ったところ 「はいこれ!」 と なんとご著書を頂いてしまいました!

山本先生、本当にありがとうございました。
この機会にもう一度、MTMを一から勉強しなおします!
講演後の席では、今日の深夜に放送されるラグビーワールドカップ 日本 対 ニユージーランド 戦の話で盛り上がりました。
私は明日からインプラント学会で名古屋のため録画しての観戦となりそうです。
楽しみだな~

銀座の歯医者・歯科大山歯科クリニック

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