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歯科医師会のスタッフ講習会です
2012年03月14日
歯科医師の田中です。
いつもは院長と2人で参加することが多い京橋歯科医師会ですが、今回は大山歯科の歯科衛生士、歯科助手、受付の皆さんと一緒に講演に参加してきました。
京橋歯科医師会 歯科衛生士講演
歯周病プロフェッショナルケアの最前線
ーペリオドンタルメディシンと歯科衛生士ー
演者は日本歯科大学生命歯学部歯周病講座の沼部幸博教授で、歯周病と全身の健康との関連性についての講演でした。
高齢者において、かかりつけ歯科医師がいる人の方がいない人より健康寿命が長いというデータや、歯周病の人は致命的な心臓発作のリスクが健常者の2.8倍も上がること、誤嚥性肺炎や糖尿病は歯周病の治療によって改善が見られるというデータは、いかに歯周病が全身に影響しているということを再認識させられました。さらにはガンとの関連の可能性も報告されてきているようです。歯周病を治療するにあたっては喫煙者には禁煙支援や、 糖尿病の方には血糖値の管理や内科との連携、偶発症にも気を配るようにしていかなければなりません。歯科治療も全身をもっと管理して歯周治療を行っていかなければいけない時代になってきていて、患者さんにも知っていただきたい内容が多い講演でした。もちろん大山歯科では歯周病治療に力をいれているので今回の内容を参考にして、より良い歯周病治療の流れを再構築できればと思います。
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