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震災から1週間 思ったこと

2011年03月19日

院長です
東北関東大震災から昨日でちょうど1週間が経ちました。
この地震そして津波により被害にあわれた方々のために何ができるのかを考える毎日となっております。
おそらく皆様もそうなのではないでしょうか。
東京はとにかく交通機関と停電で大きな混乱をおこしました。
震災当日は殆どのスタッフが帰宅難民となり診療室に泊まり、患者様も夜の11時過ぎまで移動手段がなく待合室にいらっしゃいました。
後日無事お帰りになられたとのご連絡があり、ほっといたしました。
週が明けてからは通勤に大きな影響がありました。
朝起きてみれば電車がない、駅が閉まっている、計画停電でいつ電車が止まるかわからない!
今日はまたこれから何があるんだろう? 原発はどうなるんだろう、放射線は?
1日中常に気が抜けない日々の連続・・・
いろいろな面で大きな不安を抱える中、2時間歩いてから混んだ電車に乗り通勤していたスタッフもいたり、厳しい状況下でも愚痴らず落ち着いて診療にあたってくれたスタッフに本当に感謝しています。
診療室を休みにすることは簡単ですが、医療人はこれしきの事で負けてはいけないという強い気持ちがこの1週間スタッフの原動力になったのではないかと思います。
被災者の方々の大変なご苦労に比べたらなんてことはないですよね。
自らが被災し家族を失くしたにもかかわらず不眠不休で極寒の避難所でお世話をしている人や、病院で診療を続ける医師や看護師たちをみれば奮い立たされます。
医療とは生きることに直結した尊い仕事です。それに携わっている私達は幸せなのではないかと感じます。
来週からまた今までのような平穏な一週間になることを祈ってますが、何事にも負けない強い気持ちは持ち続けていきたいと思います。
アメリカにいる友人より、作家村上龍氏によるこの地震に対するニューヨーク・タイムズへの寄稿文を教えてもらいました。
危機的状況の中の希望 村上龍
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/
今すぐに読んで頂きたい内容です。
またご存知の方も多いと思いますが、
http://prayforjapan.jp/tweet.html
も来週の診療の前に読んで気持ちをいれて一週間を過ごしたいと思います。
被災地の方の分まで私達にできること、笑顔の診療で貢献したいと思います。
日本人に生まれて本当に良かった。
銀座の歩行者天国が帰ってくる日を待ち望んでいます。今日のみゆき通りの猫です。
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