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大地震に備えて
2007年07月17日
おもてなしの街、銀座でロハスな歯科を目指す!
大山歯科クリニック 院長より
新潟県中越沖地震の爪あとはとても深く大きく、大変な事態となりました。
歯科医師として、まず考えてしまうのは、被害にあわれた方の ”入れ歯” は大丈夫だろうか、ということです。
私たちは多くの場合、夜は入れ歯を外して、洗浄剤やお水につけておいてくださいと説明してしまいます。
しかし阪神大震災のときは、明け方の大地震でした。地震発生時には就寝中で入れ歯を外していたがために、大きく揺れる中、家の外に逃げるのが精一杯で、入れ歯を無くしてしまったお年寄りが大勢でたと聞きます。その後数ヶ月の間入れ歯を入れられなかったということです。
ただでさえ、大きな被害を受け、精神的なダメージも相当なものであるのに加えて、食事をするときに永年使って自分にあった入れ歯をなくしてよく噛めない・・・
これは本当に大変なことです。
よく父は、
枕元に入れ歯を置いとくだけでは、大地震の時にはだめだ!
巾着袋に入れて、首にぶら下げておかないとな!
といっています。
確かにこれは地震対策には一番良いのではないかと思います。とっさに逃げ出しても入れ歯をなくすことはありません。
これほど愛される入れ歯は、本当に幸せものです。
そのような患者さんにはなくてはならない、体の一部になった入れ歯を常に作り続けたいと思います。
最後に、首からぶら下げてお休みの方は、首に巻きつかないようにお気をつけください。
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