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御礼~博士課程修了にあたって~
歯科医師の田中です。
先日、東京歯科大学にて学位授与式が行われ、無事授与することができました。講座のみなさんにもお祝いしていただきました。
今回私は『In vitro wear behavior of restorative resin compositesagainst bovine enamel』というタイトルで、製作方法の異なるコンポジットレジンと牛歯の磨耗の比較を行い、各コンポジットレジンによる歯の磨耗そしてコンポジットレジン自身の磨耗の傾向を発表しました。
研究では9種のコンポジットレジンと牛歯を用いましたが、個人的には人間の歯が自然にすり減っていくのと同じように磨耗するコンポジットレジンが理想的と思っております。
コンポジットレジン修復は年々その適応範囲が広がっていることや、8020達成者が50%を超えて自分の歯だけで噛める人が増えていることを考えますと、この研究の意義は後々より重要度が増してくる実験ではないかと思います。
今回、社会人大学院生としてこのような一つの形にできたのも大山貴司先生をはじめとする大山歯科の皆さま、服部雅之先生、東京歯科大学歯科理工学講座の皆さま、武本真治先生のご尽力無くしては成し遂げられないことだったと思います。
大学院生活で培った経験や知識を日々の臨床に還元してまいりたいと思います。
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