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歯科理工学総合実習3日目
2011年07月06日
院長です。
総合実習の3日目です。
今日はせん断試験を行い、焼付きの強度を測ります。
先週作製した試料です。これからせんだん試験を行います。
万能試験機です。
試料を横に取り付け、ジルコニアと長石系陶材の界面の部分をギロチンのように上から力を加え、どのぐらいの力でとれるかを計測します。
」
右図がせん断力をかけて長石系陶材が取れたとろです。
コンピューターに結果は記録されます。
グラフから最大荷重を読み取り、表面積で割れば結果が出ます。
最大のもので約20MPa程度でした。
このぐらいの数値だったら臨床上OK!
なのですが、殆ど0に近いものもあり、差が大きい・・・
数値のばらつきがあるのは臨床上よくありません。おそらく学生のテクニカルエラーだと思いますけど・・・
陶材は試料の作製が難しいので、ばらつきが出るのは仕方がないことなのですが、結果がまとまらないと困りますよね。
ということで、学生は夏休み返上で追加試料の作製と、測定をすることになりました。
私は診療でお付き合いできませんが、来週も頑張って下さいね。
次の出番は9月です。
それでは学生さんは良い夏休みを!
私は診療と、自分のジルコニアの研究をしていきます!
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