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理工学実習 最終日!
2007年09月12日
おもてなしの街、銀座でロハスな歯科を目指す!
大山歯科クリニック 院長より
今日は歯科理工学実習の最終日となります。
各班ごとにデータをまとめて、今日はパワーポイントによる、プレゼンテーションです。
成形修復材、陶材、接着材、硬さ・熱処理、鋳造、印象材 それぞれの実習成果を競いました。
全部で、36班もあるために、2つに分かれて発表を行います。
発表5分、討論2分です。
学生、インストラクターが各班の発表を評価し、マークシートに記入していきます。点数の高かった班は、大学のWEBで公開されます。
私達の学生時代よりも、皆発表慣れしていて世代のギャップを感じます(内容は別として・・・)。
私が面白ろいなと思ったものは、 ”天然歯に対する焼成温度を変えた陶材と硬質レジンの耐摩耗性” という研究で、歯にかぶせるセラミックスの焼成温度を高くすると、対合する天然歯の磨耗が大きくなるというものでした。
私は大学院時代、セラミックスを専門にしていましたが、焼成温度と耐磨耗性についての研究は見たことがなかったので、興味を引きました。
学生は経験や知識はありませんが、とてもいいセンスを持っていると思います。
今後それが最大限生かされる場、伸ばすことができいる場というものを、大学側が提供する使命があるのではないかと思います。
伸び盛りの学生達をみて、 また私もまだまだこれからだ! という気持ちにさせられました。
今年の実習はこれで終りますが、10月には理工学会のシンポジウムでの発表が控えていますので、また大学にはチョコチョコと顔を出すことになります。
私も忙しいと言い訳しないで、研究にもまた力を入れて行きたいと思います。
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