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6月 勉強会<マタニティ期による口腔環境の変化と口腔管理/乳幼児期の食育と口腔機能発達・維持>
こんにちは!歯科衛生士の寶力です。
6月の勉強会を行いました。
当院では「それぞれのライフコースに沿った医療の提供」というテーマを掲げ、
診療を行っております。
そこで今回のテーマは歯科衛生士高木による
「マタニティ期による口腔環境の変化と口腔管理」
「乳幼児期の適切な食習慣(食育)と口腔機能発達・維持」
というテーマで、周期ごとのお口の中の変化や必要な対応をスタッフ全員で共有致しました。
〈マタニティ期前期〉
ホルモンバランスの変化から口腔内に様々な変化が起こり、
今までとは違う注意が必要になります。
この時期に歯周病が重症化すると低体重児や早産を引き起こすリスクも高まります。
〈中期・長期〉
胎児・ホルモンも安定してくるので出産に影響を及ぼす可能性のある
口腔症状はこの時期に治療するとよいです。
治療時は胎児への影響を十分配慮することが必要になりますが、
歯科治療に必要なX線写真撮影に関しては、照射量も少なく腹部は防護エプロンで覆われているので影響はありません。
これから妊娠を考えている方や現在妊娠中の方もお口の中で不安な事がありましたらどうぞ安心してご来院下さい。
〈乳幼児期の食育〉
乳幼児期で断乳後はストロー飲みよりもまずコップ飲みの習得が先になります。
遅れると乳児型の嚥下残存の原因の一つとなってしまいます。
こういった乳幼児期の対応がその後の基礎を作るのにとても重要なのだと確認することができました。
人生100年時代において、ただ歯が残っているだけではなく
「一生涯美味しく食事が出来る」ように
スタッフ一同日々進化して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします!
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