ブログblog
8月 勉強会<症例発表・栄養学>
こんにちは!受付・助手の藏野です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
9月に入り、過ごしやすい気温で秋らしさを感じておりますが、 体調を崩されぬようお過ごしくださいませ。
当院では、 新型コロナウイルスの感染対策を強化して行っております。
今後も安心してお通いいただけるよう感染対策を万全にし、 皆様のご来院をお待ちしております。
さて、8/31に勉強会が行われました!
今回の勉強会は、
・歯科衛生士の沼田さんによる症例発表
・歯科衛生士の高木さんによる栄養学
についての内容でした。


症例発表で取り上げさせていただいた患者様は、4歳の頃からお通い頂いている方で、50年近く大山歯科クリニックで治療やメンテナンスを受けてくださっています。
その方の生活スタイルやお食事の傾向、口腔環境に応じてブラッシングの指導や歯科清掃用品等を提案させていただいております。
その時、その時のご年齢にあわせて皆様の口腔環境維持を保てるよう、私たちも日々勉強しながら診療を行っていきたい、と改めて、沼田さんの症例発表を見て感じました。
続いて高木さんの栄養学についての発表です。

「人生100年時代」という言葉をよく耳にします。
そのためには、体が資本であり、健康な体を作るためにはバランスよく栄養を取り入れる必要があります。その栄養を取り込む入り口が、〝お口″です。歯を失ってしまうと、食べ物をしっかりと噛めなくなり、食べるべき物・食べたい物から、『食べられる物』へと限定されてしまいます。『食べられる物』、すなわち、柔らかい物となり、主に炭水化物や糖質が多くなります。食生活が糖質過多になりやすく、最終的には重篤な病気を引き起こします。
食べ応え・歯応えのある食べ物を、ご自身の歯で食べられるかが、若さを保ち健康寿命を延ばす上で重要になります。
歯の成長・発育を促す成分として、以下が積極的にバランス良く摂取したい栄養素です。
- 良質タンパク質(たまご、牛乳、豆腐、味噌)
→歯胚の形成に役立つ
- カルシウム(ひじき、チーズ、ヨーグルト)
- リン(ご飯、たまご、牛肉、豚肉)
→歯の石灰化を助ける
- ビタミンA(さつまいも、かぼちゃ、にんじん)
→エナメル質の基礎をつくる
- ビタミンC(ブロッコリー、ピーマン、いちご)
→象牙質の基礎をつくる
- ビタミンD(魚、きのこ、バター)
→カルシウムの代謝を助ける
当院では、口腔環境を整えるだけでなく、健康寿命を延ばせるよう、栄養学等も取り入れ、皆様に、お伝えできるよう、日々診療にあたり勉強しています。私自身もこの勉強会を通して、食生活を見直しバランスよく栄養を摂取し、いつまでも自分の歯で〝食″を楽しみながら、健康でありたいなと思いました。
気になることがあれば、いつでもスタッフにお声がけくださいませ。皆様のご来院をお待ちしております!
銀座の歯医者・歯科 銀座大山歯科・矯正歯科クリニック
CATEGORYカテゴリー
RECENT POSTS最近の投稿
TAGタグ
ARCHIVE月別アーカイブ
2025年 (4)
2024年 (18)
2023年 (14)
2022年 (17)
2021年 (19)
2020年 (47)
2019年 (20)
2018年 (41)
2017年 (28)
2016年 (27)
2015年 (19)
2014年 (29)
2013年 (22)
2012年 (56)
2011年 (79)
2010年 (73)
2009年 (26)
2008年 (17)
2007年 (108)