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日本口腔インプラント学会 関東・甲信越支部学術大会開催される
2008年02月02日
目指せ! 8020!
銀座 大山歯科クリニック 院長より
今年に入り、あっという間にもう一ヶ月がたってしまいました。
まさに光陰矢のごとしとはこのことです。一寸も軽んじてはならないとひしひし感じます。
今日は、第27回(社)日本口腔インプラント学会 関東・甲信越支部学術大会(都市センターホテル)に行ってきました。
基調講演では
「集学的インプラント治療における矯正治療の役割」 日本矯正歯科学会 終身指導医 山田 勲先生
「集学的インプラント治療における口腔外科の役割」 香川県中央病院 歯科口腔外科 部長 三次正春先生
そして専門医教育講座では、
「インプラントにおける新技法とその基礎的裏付け」 東京歯科大学 臨床検査学研究室 準教授 日本病理学会 認定口腔病理専門医 松坂賢一先生
がご講演されました。
基調講演では、集学的インプラント治療ということで、矯正へのインプラントの応用、そして口腔外科からは仮骨延長という骨がなくインプラントが難しい部分へのアプローチを示されました。
また専門医教育講座の松坂先生は、私が大学院時代にお隣の病理講座で研究をされていて、日本抗加齢医学会でも良くお会いする先生です。インプラントはあくまでも体にとっては ”異物” であるという病理学者としてのスタンスで安易なインプラント治療への警鐘をならし、そして発展にも大きく寄与されています。講演では多くの恩恵をもたらすインプラントを ”異物” であるといわれ、質問の時間に ”異物とは何事か!” と勢い良く反発する先生もいらっしゃいましたが、チタン製とはいえ、やはり体にとっては ”異物” でしかなく、単に骨に被胞された状態であるというのがもっともだと私も思います。
インプラントは現在欠損補綴にはなくてはなくてはならないものだと思いますが、やはり自分の歯で一生過ごせるのが一番でしょう。
8020達成へ向け、各年代ごとに適切なアプローチができるように日々診療に当たっていきたいと思います。
目指せ! 8020!
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