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セラミックについて
2012年06月18日
歯科技工士の真野です。
歯医者さんで「セラミックの差し歯」といえばみなさんお分かりでしょうか?
最近はいろいろな種類のセラミック修復があります。
従来からある金属の内冠に焼き付けるものや、新しいものではジルコニア(人工ダイヤや人工関節に使われる材料)の内冠に焼き付けるもの、それからセラミック単身のブロックをCAD/CAMで削りだすものなど・・。
他にもいろいろな種類のセラミック修復があります。
大山歯科でセラミックの治療をおこなう場合、型取りのあと私が患者様のお口の中を拝見し、患者様の歯の色を確認してそれに近づけた色や、希望の色(少し白くしたいと希望される患者様もいらっしゃいます)にセラミックを製作します。
歯の色は白一色のように思われるかと思いますが、みなさま一度ご自分の歯を鏡でご覧になってみてください。
よく見ると、根元のほうは黄色かったり、先の方は透明だったりと複雑な色をしているのがおわかりになるかと思います。
しかも周りの環境によっても見え方が違って見えます。 太陽光の下と蛍光灯の下でもずいぶんと違って見えます。
これらのことを考慮しながら、患者様の歯の色を記録し、それにあったセラミックの材料(陶材といいます)のレシピを決めて製作します。
ここで紹介した陶材というのはどういったものかといいますと、写真の様に粉末状のものです。これを水や専用の液に溶いて筆で盛り付けていきます。
実は大山歯科で使っている陶材はあの陶磁器ブランドのNoritake社製です。
白くて綺麗なお皿やコーヒーカップなどで有名ですね。
国産メーカーなので、日本人の歯の色に合わせた陶材になっています。
これからもNoritakeの陶材を使って多くの患者様に喜んでいただき、素敵な笑顔を見せていただきたいと思います。
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