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9月 勉強会

こんにちは。歯科衛生士のエロワです!
新涼の秋が気持ち良い季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、先日9月の勉強会が行われました。 今回の勉強会は
◇院長先生からMTMについて
◇副院長先生からお子様の吃音症状におけるサポート
以上のお話がございました。

まず院長先生から大山歯科クリニックの診療システムの更なる改善の計画について具体的なお話しがあり、進化したより良い診療を患者様にお届けできる様にスタッフ全員でアイディアを出しあいました。 当院では以前より患者様のお口のトラブルを総合的に診療し、将来に健康的な口腔で長く人生を健やかに過ごしていただける様な口腔から全身の健康をサポートするトータルケアを目指して診療を行ってきました。また長く患者様の健康のためにお付き合いできるライフコースアプローチを軸に据えて参りました。 また患者様お一人お一人の口腔内のリスク評価をしっかり行い、必要な場合は最小限度の侵襲性治療を行い、その後は健康的な口腔内を保つメインテナンスを定期的に行っていくというMTM(メディカルトリートメントモデル)を長年行って参りましたが今回このシステムをさらにレベルアップさせ患者様にご提供したいと考えております!
△先進的でエビデンスに基づいた検査、治療
△スタッフ個人の技術の更なる向上
△患者様の目指す目的別の自費メインテナンスコースの立案
△矯正歯科との更に密な連携による審美的、機能的口腔状態の向上
などなど沢山の視点から患者様に最良の結果を得ていただくための診療システムのパワーアップを目指しております。 出ている案を更にブラッシュアップし、できるだけ早く皆様にご案内させていただきたいと思っております。

続いて副院長先生からお子様の吃音(きつおん)ついて言語聴覚士と歯科MFT(口腔筋機能療法)のサポートに関してお話をしていただきました。 ところで皆様は吃音という症状をご存知でしょうか。 吃音とは話す際になめらかに言葉が出てこない状態のことを言います。 例えば一部の言葉を繰り返したり、引き伸ばしたり、言葉がつまって出にくいなどの症状があります。 原因はまだはっきりしたことがわかっておらず、多くは幼児期(2〜5歳)に発症しそのまま自然治癒していきます。しかし学童期、成人期にまで症状が残る方はそれから先もずっと吃音が継続してしまう事が多くなります。 吃音には聴力、言語発達、運動発達、口腔内の形態、精神状態など多くの要因が絡んでいます。そのためお子様の吃音に気がついたらできるだけ早く、5歳までには地域保健センターや都道府県の言語聴覚士センターに問い合わせをし、言語聴覚士によるサポートを受けるのが良いと言われています。 歯科からもMFT(口腔筋機能療法)で吃音改善のサポートを行うことがあります。舌を正しい場所で使えるための訓練、舌癖を除去するトレーニング、口唇閉鎖トレーニングなど後天的な筋力の訓練が可能です。 もしお子様に吃音が見られる際は適切な医療機関に繋ぐためにも、早めにご相談をいただければと思います。

9月勉強会で学んだ知識を活かしてこれからもより良い診療を皆様にお届けしていきたいと思います。
ではこれから季節の変化もございますので体調を壊されないようにご自愛ください。

歯科衛生士 エロワ

銀座の歯医者・歯科大山歯科クリニック

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