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第七回日本抗加齢医学会総会 二日目
2007年07月21日
おもてなしの街、銀座でロハスな歯科を目指す!
大山歯科クリニック 院長より
この学会は他の学会と大きく違い、様々な科の研究や話題を聞けるのでとても新鮮です。
初めて聞く語句も多く、頭も活性化されていくようです(まさに脳のアンチエイジング!)
自分達の分野は特に見逃すわけにはいきません。今日は、歯科のシンポジウムがありました。
”口腔から発信するアンチエイジングネットワーク” というタイトルで、
”厚生労働省の最近の動向”
”歯科金属アレルギーと皮膚疾患”
”口腔内活性酸素代謝と生物の生存戦略”
という発表が行われました。
この中でも、 ”口腔内活性酸素代謝と生物の生存戦略” の発表はかなりのインパクトがありました。
人間は食物を口の中に入れ、咀嚼し飲み込み、消化、排出していきます。その間の口腔内、そして消化管は低酸素状態になっていますが、その状態がカンブリア期の大気環境と一緒だというのです。
地球の歴史をさかのぼることカンブリア期まで・・・
壇上で途方もない時空への旅が始まります。
口腔はあいたり、閉じたりしていますので、 ”現代とカンブリア紀を常に往復している状態、タイムスリップをしている状態” だというのです。
非常に面白い例えで、口腔内の活性酸素がどのような役割を担っているか、善玉、悪玉の顔両面からお話されていました。
これも我々臨床家には理解できないことが多いのですが、またそのような穴は着実に埋めていきたいと思います。
社会保険が崩壊してきているこの日本では、恐らく生きている間は一生働かなくてはならない時代も考えられます。
”死ぬ間際まで健康で、いきいきと楽しく生活できる” それを ”ぴんぴんころり (PPK)” ともいいいますが、そんな社会を作るにはアンチエイジング医学は重要性を増すものと思っています。
また来週から気合を入れてがんばります。
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