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子どもからアンチエイジング
2007年07月23日
おもてなしの街、銀座でロハスな歯科を目指す!
大山歯科クリニック 院長より
今日は骨のアンチエイジングの話です。
高齢になってから骨粗鬆症により骨折をした場合、多くが寝たきりになり、ADLそしてQOLが下がることで様々な問題が出てきます。
年をとれば必ず骨強度は減少してきますが、最終的には一生骨折をすることなく生活できるだけの骨強度があればよいのです。
骨強度の減少は個人差がありますが、若いうちに骨強度を大いに高めておき、貯金をたっぷり作っておけば、年々骨強度が減少してきても、骨折せずにすむわけです。
そのような発想は前からありましたが、第七回日本抗加齢医学会 ”骨年齢ー骨のアンチエイジング” というシンポジウムで ”骨のアンチエイジングは小児期から” という題目で、慶應大学医学部 小児科 長谷川奉延 先生のお話がありました。最大骨密度を充分に高める方法は簡潔にまとめると以下のようになります。
10歳代後半までに最大骨密度を高めておくことが最も有効な対策である。
充分なカルシウム摂取(乳製品や大豆製品)と、運動することが重要。
”ジャンプ” して ”着地” といった骨に付加をかける運動 high impact excise が特に有効。
お薦めは、バスケットボールやバレーボールそして最も手軽なもので縄跳び。
小児期で60年後の自分の骨の強さが決まるということにもなるかもしれません。骨のアンチエイジングをするには小児期が最も大事なのです。
子どもを持つ親御さんは是非我が子にせっせと骨を作らせるサポートをするべきです。
うちの子供も高いところからよくジャンプしていますが、 ”危ないからだめ!” と頭ごなしに言わないで、見守ってあげていた方が良いのかもしれません。
お口も実は一緒なのです。乳歯から永久歯にはえかわる時期が最も重要で、その後のお口の良し悪しを決めてしまうのです。
まさに、子どもからアンチエイジングの時代となりました。
私も最新の情報を入手しながら自らアンチエイジングしていきたいと思っています。
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