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歯科理工学実習 第三日目
2010年06月30日
院長です
今日も銀座中学校の学校健診後、歯科理工学の実習で東京歯科大学に行きました。
実習も3日目を迎え、学生は試料作りにそして測定にと励んでいます。
先週の続きとして、セラミックスの被せもの(オールセラミッククラウン)を作り精度を測る班のその後です。
今日はいかに?
先週作った耐火模型の上に、セラミックの粉と水を混ぜて泥状にしたものを被せものの形にしています。
電気焼成炉でこれから焼いていきます。
焼成の温度を ①適切 960度 ②低く 900度 ③高く 1020度 と3条件に分けています。
正直僕もこのような方法でセラミッククラウンを作ったことはないので、とてもワクワクします。
焼きあがるまで落ち着きません・・・
焼きあがりました。まだ赤い状態です。
冷めてきました。結果はいかに!
すごい!
適切な温度と、60度増しの温度で何とか形ができました。
かなり収縮している様子がわかります。これがセラミックスなのです。
この収縮をうまくコントロールして、精度のよい被せものを作ることがオールセラミックスクラウンの ”きも” なのです。
しかし60度低い温度では試料4個中3個がこのようにひび割れています!
さあ面白くなってきました。
これから、学生はこの結果をふまえてどのように実験をしていくのでしょう。
それではまた来週!
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