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第4回 マルメ大学歯科衛生士によるベーシック歯周治療セミナー

こんにちは。歯科衛生士の河田です。

8月11日(土)~8月13日(月)に山形県酒田市の日吉歯科診療所にて、第4回 マルメ大学歯科衛生士によるベーシック歯周治療セミナーに歯科衛生士の野口さんと参加して参りました。

ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、山形県酒田市にある日吉歯科診療所は最前線で予防歯科に取り組んでいる歯科医院で、全国から多くの歯科医師、歯科衛生士が日吉歯科診療所の診療を学びに行っています。

3年ほど前には大山歯科スタッフ全員で日吉歯科を訪れ予防歯科を学び実践しています。2年前には院長、副院長は実際にマルメ大学に訪れ予防歯科の研修を受講しています。

そこで今回のセミナーは、予防歯科先進国スウェーデンのマルメ大学から歯科衛生士のPia  Edlund Johansson先生に講師にお招きいただき歯周治療の基礎について勉強して参りました。

 

 

 

 

 

今回のセミナーでは、歯周病の成り立ち、プラーク、歯石についての基礎知識から、普段歯科衛生士が臨床で行なっているプラーク除去、歯石除去についての実技について、また除去に使用している道具の使い方、管理の方法について、また予防歯科先進国スウェーデンの歯科事情について3日間たっぷりと講義・実習をして頂きました。

日本での歯科医療機関は街中のクリニックがとても多く、その次に大学病院の歯科などがありますが、歯科先進国スウェーデンでは公立のクリニックも街中のクリニックも多く、特に小児は公立クリニックに95%通っているそうです。成人はほとんど街中クリニックに通っているそうです。

日本では保険制度が導入されていますが、スウェーデンでは、23歳まで歯科医療費が無料だそうで、24歳から30歳未満の方、30歳から65歳の方、65歳以上の方にそれぞれに決まった給付金が支給されるそうです。

これを見ても医療制度が手厚く、国が国民の健康を守っている事がわかります。

また、20歳以上の80%の方が少なくとも1年に1回は歯科検診を受けているようで、予防歯科が国民に根付いていることがわかります。

日本でも近年予防歯科が浸透し、メインテナンスで大山歯科クリニックに来院される方も増え、口腔衛生の重要性が伝わっている事をとても嬉しく思います。

ただ、世界を見るとまだ歯科先進国とは言えません。口腔環境をより良くし、永久歯列が生え揃ってから一生涯ご自身の歯でお食事して頂きたく思っております。

KEEP 28=永久歯が全て残っている(親知らず含めると32本です)を目標に、むし歯予防、歯周病予防のお手伝いを出来ればと思っております。

健康の全ては口腔から始まります。是非大山歯科クリニックにいらしてください。

とんかつ、焼き肉、しゃぶしゃぶの平田牧場のお手洗いにあるフロアフロスです。
酒田市では日吉歯科診療所を筆頭に飲食店でもフロスが常備されているところが多く、酒田市内で歯科予防が浸透しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒田市にある山居倉庫です。ここでお米が貯蓄されていたそうです。

 

おくりびとのロケ地もあります。
銀座の歯医者・歯科大山歯科クリニック

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