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第565回東京歯科大学理工懇談会 ~臼歯部接着ブリッジの臨床~
2012年05月18日
歯科医師の田中です。
今月も理工懇談会に参加してきました。
テーマは日本大学歯科補綴Ⅲ専任講師・小泉寛恭先生による接着性ブリッジです。
今年の四月から保険制度が変わり、臼歯部にも接着ブリッジが適応になりました。
接着ブリッジは従来のブリッジとくらべると歯を削る量がかなり少なくできる反面、維持力は接着剤に頼るところが大きいため、確実な接着がこのブリッジの成功のカギとなります。
そのため、接着や咬合に関してのより深い知識が必要とされます。
しかし、接着の行程は顕微鏡レベルの変化になるので実際人の目ではわからないのです。
そのため知識から裏付けた、分子レベルの細やかな配慮をしながら接着を行わないと外れやすい状態で接着してしまうことも大いに考えられるのです。
ここの配慮だけでブリッジのもちが何年か変わってくるかもしれない大事な作業なのです。
ミニマムインターベーションが叫ばれて久しい現在では接着ブリッジのニーズもどんどん高まってくることが予想され、今までの以上にブリッジの接着に細心の注意を払うべき時期なのではないのでしょうか?
僕も接着の大事さを改めて意識してやっていこうと思います。
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