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歯科矯正学基礎実習 二回目
2012年11月13日
副院長の大山晃代です。
今日は2012年度 昭和大学歯学部4年生の歯科矯正学基礎実習に非常勤講師として前回に引き続きお手伝いしてきました。
矯正の最終ゴールのアイデアルアーチを曲げる実習です。
学生さんが矯正ワイヤーを曲げるのはなかなか難しいのですが、健闘の成果が現れていました。
今回の実習は前回に引き続きLEVERING、角ワイヤーを使用していない生徒さんは急いでダンキング槽にいれ、LEVERING終了し口頭試問後終了となりました。
それぞれのステージの意義の質問にみなさん苦労していました。
プライヤーの名前はしっかり覚えてくれていました。
みなさんお疲れ様でした。
矯正治療は卒後研修過程において専門で技術習得します。
Wire bendingの練習からから始まります。
症例発表、caseプレゼンテーション、研究論文、認定医取得までは5年の月日が必要です。更新も5年に1度あり、日々の臨床、材料、技術の進歩に勉強の毎日です。
近年ロボットによりwireが曲げられ個人にあったそれぞれのブラケットが鋳造されている時代です。ロボットによりすべての作業が行われる時代もそう遠くはないのかもしれません。
しかし、今の段階ではやはり歯の植わって骨の状態、根の形、筋力骨格構造、習癖、今までの口腔衛生管理状態、疾患、モチベーション、患者様ご本人のクオリティーライフを含め、多面的に矯正治療考える思考、微調整はまだまだロボットにはすべてを任せることはできないのが現状です。
すべて患者様のためにいかにより良い治療のゴールを考えられるかを多くのドクターと検討し、日々精進しております。
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