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9月 勉強会<口臭/歯周病について、矯正治療について>

こんにちは。歯科衛生士の茂木です。

 

気温が低くなり肌寒い日が続いておりますがみなさま元気に過ごされていますでしょうか。
10月ではありますが、9月分の勉強会が開催されました。

 

今回は

  • ぺリオベーシックオープンコースを受講して(口臭、歯周病)
  • 矯正治療について

この2つについて勉強させていただきました。

 

まず歯科衛生士の高木さんから『口臭』についてお話がありました。

長いマスク生活で口臭が気になっている方もいらっしゃるかもしれません。

口臭は「生理的口臭」と「病的口臭」があります。

 

「生理的口臭」は、起床後や空腹時、緊張時など唾液の分泌が少なくなり、細菌が増殖して口臭の原因物質が増えてしまうことが原因です。
「病的口臭」は、病気が原因で口臭が発生します。むし歯や歯周病等口腔内の疾患が原因の場合と、呼吸器系や消化器系など全身の疾患が原因の場合があります。

 

主な口臭の原因物質は、揮発性硫黄化合物(VSC)と言い、硫化水素、ジメチルサルファイト、メチルメルカプタンの3種類のガスからなります。

プラークや舌苔(舌の上の苔)由来のもの、歯周病由来のもの、内臓疾患由来のものがあります。

 

口臭を軽減させるためには、なるべく磨き残しを減らし、歯周病ケアをすることが重要です。

また、ストレスが高まると、唾液の分泌が減り口が乾きやすくなり口臭が強くなることもありますので、ストレスを溜めないことも大事です。

 

次に歯科衛生士の河田さんから『歯周病』についてお話がありました。

 

先ほどの口臭の原因にもありました歯周病ですが、歯周病は細菌の感染によって歯肉に炎症が起こり、歯の周りの組織や顎の骨を溶かしてしまう病気です。

初期段階では痛みはほとんどなく自覚のないまま進行していってしまいます。

歯肉の検査にて歯周ポケットの深さが2~3mmの場合は正常ですが、4mm以上であると歯周病の可能性が高まります。

さらに、歯肉が腫れていて、出血する場合も歯周病菌によって炎症が起きていることが多いです。

歯磨きや歯肉の検査でよく出血する部位は要注意です。

 

喫煙者は歯周病に罹りやすいと言われていますが、歯周病に罹っていても、歯肉に腫れや出血があまり見られないこともあります。

この場合は自分で気付きにくく、また、治療をしても治りにくいため注意が必要です。

 

当院では検査結果を基に、担当の衛生士から注意すべき部位や清掃方法などをお話させていただいております。

お口の中で分からないことや不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

最後に副院長先生から『矯正治療』についてお話がありました。

 

当院の矯正治療はご納得いただけるまでカウンセリングを重ね、レントゲン写真や模型を使った精密な検査を行い、検査結果を基に正確な診断を行っております。

 

矯正の種類は大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース矯正(インビザライン)があり、当院では一人一人のお口に合った効果的な方法をご提供しております。

 

綺麗な歯並びと正しい噛み合わせは全身によい影響を与えます。

また、8020(80歳で歯を20本残そう)を達成された方には歯並びが悪い人はほぼいないと言われております。

人生100年時代の今、体の健康はお口の健康から守ることがとても重要です。

 

当院では最新の3Dプリンターを導入し、より精密な治療をご提供できるよう準備を進めております!

歯並びで気になることがある方は、ぜひ一度矯正相談へお越し下さいませ。

 

矯正治療を終えられた方たちは綺麗になった歯並びを見てとても喜んでいらっしゃいます。

そのお姿を見て、私も治療に携わることができて良かった、と嬉しくなります!

今後も技術、接遇共に向上できるよう努力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

歯科衛生士 茂木

銀座の歯医者・歯科大山歯科クリニック

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