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7月 勉強会 さらなる診療システムの改善について
こんにちは! 歯科衛生士の鈴木です!
厳しい暑さが続いておりますがみなさま夏バテなどされていませんか。熱中症も怖いですよね。まだ暑い日が続きそうですので暑さ対策が必要ですね。先日、患者さまからかぼすを頂き、スタッフ皆で頂きました✨私は冷麦と一緒に食べましたがとてもさっぱりと食べれて、暑さで食欲低下していましたが美味しく頂けました✨ ありがとうございました!
さて、先日7月の勉強会がありました。
・各自プロジェクトの経過報告
・院長先生よりシンMTMについて
今回も院長先生から大山歯科クリニックの歴史から将来についてのお話をたくさんして頂きました。
大山歯科は67年の歴史がありますが、GINZA SIXの開発計画により現在の歌舞伎座近くの診療室には2013年に移転してきました。その移転を機に、以前から『予防を根幹とした歯科治療を行っていきたい』という院長のお考えから、予防重視の診療室を目指していきました。
2015年に当時在籍していたスタッフ全員で山形県酒田市にある日吉歯科診療所の熊谷先生の元へ『MTM: メディカルトリートメントモデル(医学的視点からの治療)』を学びに行き、その後院長と副院長はスウェーデンのマルメ大学の予防歯科でさらに研鑽を積んでいらっしゃいました。
予防メインの診療はどういうことかというと、昔の歯科は早期発見・早期治療という考えで、お口の中にむし歯が見つかれば、すぐに削って詰め物をしたりして治していました。
しかし、むし歯は細菌に感染してできていくので、お口の中の衛生状態が良くなかったり、お砂糖をたくさん摂っていたり、間食回数が多かったり、唾液量が少なかったりということが改善しなければ、これからも何度も繰り返してしまいます。
つまり従来の歯科治療の流れは、本来の原因の除去を行うよりも先に外科的処置をしていたわけです。
そこで当院では、むし歯があったらただ単に埋めて終わりというわけではなく、まずお口の中を口腔内写真撮影、レントゲン写真撮影、歯周組織検査、唾液検査等行い、むし歯や歯周病の原因を事前に確認し、その患者様に会った適切な口腔衛生指導を行ってから治療を行う考えで治療を進めていきます。(痛みがあればもちろん応急処置は行います)
大山歯科のロゴマークには意味があります!
こころを中心に、知識、技術、科学、芸術を結集して取り組んで参ります。
今までの診療にこの予防歯科の流れを組み込むのは大変でしたが、現在の大山歯科クリニックではMTMを定着させることができました。患者様のご理解のもと、スタッフのスキルも上がり、流れもできたので、今後はさらに大山歯科らしさを組み込んでいきたいと考えています。
それぞれのライフコースと全身の健康を考慮していくこと、矯正歯科と密に連携させていくことなどを考えて、さらに良い診療システムの構築を院長先生をはじめ、スタッフ全員で取り組んでいるところです。患者さまにどれだけ役に立てるかを大事にして考えて行きたいと思います。
では、まだまだ暑い日が続きますのでみなさま熱中症などに気をつけてお過ごしください。
歯科衛生士 鈴木
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