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昭和花子2さん!
2012年08月20日
副院長です。
昭和大学歯学部歯科矯正科とロボットメーカーのテムザック(Tmsuk)が共同開発した学生の臨床実習用ロボットを見学に行きました。
これは世界初の高度技術修練型患者ロボットとして注目され、マスコミでも騒がれていましたのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
私が現在もお世話になっている、歯科矯正学の槇 宏太郎教授が中心となって進めているプロジェクトです。
そのロボットの名は 「昭和花子2(Hanako Showa 2)さん」 と言います!
この方が昭和花子2さんです!
すごいリアルの一言です。
医療の質と安全を確保するためより高い技術力や問題解決能力を身につけておくことは大切です。
この患者型ロボットは開口、瞬き、舌の突出、咳、嘔吐反応、開口疲労、痛いときに首を横に振ったり、左手をあげる約束の反応など操作ができます。
口の開閉の動きは実際の人間の動きと同様に作られています。
昭和大学では実際の学生臨床実習カリキュラムに正式に導入されているそうです。
実に人間らしいスムーズな動きで、頬の質感、粘膜のはりなども人間にかなり近いものでした。
現在世界中からの臨床実習にとり入れたいというオファーがあるようです。
人工皮膚の中はこのようになっています。
昭和花子2さんのほかにStar Wars R2-D2に似た歯列矯正の診断を行えるロボットも開発中のようで、近い将来に外来をロボットが行き来する時代もすぐそこかもしれませんね!
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